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縫は享和二年に始めて須磨すまという女むすめを生んだ。これは後文政二牛に十八歳で、留守居るすい年寄としより佐野さの豊前守ぶぜんのかみ政親まさちか組飯田四郎左衛門いいだしろうざえもん良清よしきよに嫁し、九年に二十五歳で死んだ。次いで文化二年十一月八日に生れたのが抽斎である。允成四十二歳、縫三十一歳の時の子である。これから後のちには文化八年閏じゅん二月十四日に女むすめが生れたが、これは名を命ずるに及ばずして亡くなった。感応寺かんのうじの墓に曇華どんげ水子すいしと刻してあるのがこの女むすめの法諡ほうしである。
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