女子が好きなセックス「またおとうさまに甘えているね」と、使者の役をいいつけた。
小序。詩を作り終りて常に感ずることは、我国の詩に押韻の体なきために、句の独立性の確実に対する不安なり。散文の横書にあらずやと云ふ非難は、放縦なる自由詩の何れにも伴ふが如し。この欠点を救ひて押韻の新体を試みる風の起らんこと、我が年久しき願ひなり。みづから興に触れて折折に試みたる拙きものより、次に其一部を抄せんとす。押韻の法は唐以前の古詩、または欧洲の詩を参照し、主として内心の自律的発展に本づきながら、多少の推敲を加へたり。コンソナンツを避けざるは仏蘭西近代の詩に同じ。毎句に同韻を押し、または隔句に同語を繰返して韻に押すは漢土の古詩に例多し。(一九二八年春)
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女子が好きなセックス助造じいさんは、床下におりて、シャベルで、箱をほりだしました。それから、釘くぎでうちつけてあるふたを、シャベルのはしでこじあけました。生きている機械でした。いや、機械のような生きものでした。そいつには頭があり、両手があり、それからワニのようなしっぽがありました。それがみんな、機械のように鉄でできているらしいのです。――為に、天下みな、驚愕顛動きょうがくてんどうして、一夜に変る世態世路を、踏み迷い、踏みうろたえぬ者もなし。
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