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宇乃が茶菓を替えると、大学はまもなく帰っていった。津多女はひきとめなかったし、大学は玄関で、刀自もお年のことだから健康に気をつけるように、もうお眼にかかることもあるまい、などということを、作った慇懃いんぎんさでねっちりと云った。宇乃は客のあとを片づけてから、鮎をみにいってよいだろうかと訊いた。
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