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この時抽斎の家族は父允成、妻岡西氏徳、尾島おじま氏出しゅつの嫡子恒善つねよし、比良野氏出しゅつの長女純の四人となっていた。抽斎が三人目の妻徳を娶めとるに至ったのは、徳の兄岡西玄亭げんていが抽斎と同じく蘭軒の門下におって、共に文字もんじの交まじわりを訂していたからである。
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