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抽斎が迷庵門人となってから八年目、文化十四年に記念すべき事があった。それは抽斎と森枳園もりきえんとが交まじわりを訂した事である。枳園は後年これを弟子入でしいりと称していた。文化四年十一月生うまれの枳園は十一歳になっていたから、十三歳の抽斎が十一歳の枳園を弟子に取ったことになる。
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