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彼女のそばでは、私は、「俺の作品は……」とか、「俺の特質は……」とか、「俺の才気は……」とか平気で云へる。そして、少し躊躇しながら、「俺の才能は……」とも云へる。彼女はかういふ云ひ方を実に自然に受け取つてくれるので、私の方でも、ちつとも気はづかしさを感じない。
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